あす(9/25)開幕するF1第14戦日本GPの準備に忙しい鈴鹿サーキットで、ロータスが顧客を歓待するホスピタリティ・ユニットから閉めだされる事態が発生した。
フランス『L’Equipe(レキップ)』紙が伝えたもの。同チームはレース決勝の翌日(9/27)、ロンドンの裁判所に出廷する予定で、最悪の場合は会社整理に追い込まれる。
ルノーによる買収が目前とされる中、同紙によると同チームは2014年のホスピタリティ使用費請求に応じていない。そのため今年は、ユニットの鍵を渡されていない。
ロータスは先週末の前戦シンガポールGPでも同様のトラブルを起こしている。過去に利用した船便の運賃が未払いで、パドックの調度類を現地でレンタルするはめになったのだ。
「今季は状況が状況だけに、通常とは異なるアプローチでチーム運営を行なっている。しかし解決も間近い」と今週コメントしたのは、チーム副代表のフェデリコ・ガスタルディだ。
いずれにせよパストール・マルドナードは2016年の契約をロータスと結んでいる。その一方で現チームメートのロマン・グロージャンは、ハース・フェラーリの申し出を受けて同チームに移籍する公算が大きい。
発表はいつかと問われたグロージャンは、「間もなくだ」と答えるのみ。
ロータス以外にF1パドックが心配するのは、今週末の天気である。フィリピンの東で台風21号(ドゥージェン)が発生したのだ。