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「シンガポールの借りは鈴鹿で返す」メルセデスAMG/F1日本GPプレビュー

2015年09月23日(水)18:55 pm

メルセデスAMGのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグが、鈴鹿サーキットで行われるF1第14戦日本GP(27日決勝)に向けて意気込みを語った。

■ルイス・ハミルトン「今年も勝ちを狙っていく」
「シンガポールは奇妙な週末になってしまったけれど、今ではもう落ち着いているよ。ここまでは素晴らしいシーズンになっているし、すべてのレースで勝つことはできないということを受け入れられるだけの経験も積んでいるからね。だから、もう過去となった週末のことは忘れて、次のレースに目を向けているんだ」

「日本は常に印象的な週末になる。東京はお気に入りの街のひとつだし、鈴鹿は間違いなく世界でも指折りのサーキットだ。追い抜きもできるし、何年にもわたっていろんな歴史を生んできた伝説的なコーナーもある。ファンも素晴らしいんだ。すごく情熱的に歓迎してくれる。昨年はついにここで勝てたし、またそれを目標にしていくよ」

「もちろん、鈴鹿に戻ればジュール(ビアンキ)に思いをはせることになる。彼のご家族を力づけられればと思う」

■ニコ・ロズベルグ「いいリズムをつかむ必要がある」
「チームにとってシンガポールがよい週末にならなかったのは確かだ。だけど、その原因究明のために誰もが懸命に取り組んでいたのを知っているし、今週末すぐにばん回のチャンスが巡ってくるのはいいことだよ」

「鈴鹿はものすごいサーキットだ。モータースポーツでは最高レベルだし、まさにドライバーの腕が試されるんだ。1周する間に高速、中速、低速のコーナーがあるから、それをうまくまとめるのは大変だよ。最初の区間は運転していてすごく楽しい。ラインを正確に走る必要があるし、ちょっとしたミスをしただけで大きくタイムを失ってしまうからね」

「いいリズムをつかまなくてはならないし、それに挑戦するのが本当に楽しいんだ。これまで、このサーキットでは僕にはあまりツキがなかったけれど、今年はそれを変えたいと思っている」

「もちろん、今週末は誰もがジュール(ビアンキ)とそのご家族のことを考えることになる。彼はこれからもずっと僕たちの心の中にいるよ」

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