NEXT...F1開催スケジュール

【マクラーレン・ホンダ】ジェンソン・バトンが鈴鹿で引退発表との報道

2015年09月21日(月)22:53 pm

21日(月)にイギリスの複数のメディアが、日本でも人気の高いF1ドライバーであるマクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンが、今週末に鈴鹿サーキットで行われる日本GPでF1引退を正式に発表することになりそうだと報じている。

マクラーレンは、バトンとの契約を2016年まで延長するオプションを持っているが、その行使期限は9月末日までと定められている。マクラーレンとバトンとの契約は、もしこれが延長される場合には数億円の報酬アップが伴うという内容となっているとされ、チーム側ではバトンに対しその報酬アップを先送りする条件で契約を延長したいと主張しているとうわさされていた。

『Telegraph(テレグラフ)』のダニエル・ジョンソン記者は、バトンは「競争力のないクルマで1年戦った後、契約延長を辞退するという結論に達した」と書いている。

バトンは2000年にウィリアムズでF1デビューを飾り、その後ベネトン、ルノー、BAR、ホンダなどで活躍。2009年にはブラウンGPでF1チャンピオンに輝いた実績を持っている。

日本人モデルの道端ジェシカを妻に持つバトンは親日家としても知られており、日本を引退発表の場に決めたのもそうした背景があってのことだとジョンソンは説明している。

また、『Times(タイムズ)』のケビン・イーソン記者は、マクラーレン・グループの総帥であるロン・デニスはバトンが2016年以降もチームに残留してくれることを望んでいたものの、バトンの「ドライバーとしての決断を受け入れる」ことにしたものだと書いている。

報道の通り、バトンがF1を引退してマクラーレンを離脱する場合には、現在控えドライバーを務めているケビン・マグヌッセン、あるいは今季のGP2タイトルをほぼ手中に収めたテストドライバーのストッフェル・ファンドールネがその後任としてシートを獲得することになる模様だ。

F1通算15勝の記録を持つバトンには、WEC(世界耐久選手権)への移籍や、イギリスの放送局『BBC』でF1解説者を務めるか、あるいは同局の人気番組である『トップギア』のプレゼンターへの転身などがうわさされている。

【関連】
■バトン、契約について「ロン・デニスとすごくいい話ができた」

■どうなる? ジェンソン・バトンの去就

■バトン「2、3週間もすれば、詳しいことが分かる」

■マクラーレン「バトンをキープしたい」マグヌッセンと契約延長せず

■【まとめ】F1ドライバー契約・移籍2016

【おすすめ】
■【レース最高スピード】ホンダの決勝レース最高速度は?/シンガポールGP

■【ファステストラップ】ホンダのレース最速タイムは?/シンガポールGP

■【レース結果】F1シンガポールGPの順位

■【予選最速スピード】ホンダはルノー超えた/シンガポールGP

■F1コンストラクターポイント

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック