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グロージャンのロータス離脱とハースF1への移籍が確定か

2015年09月21日(月)17:11 pm

ロマン・グロージャンが今季限りでロータスを離れ、来季からF1に参入するアメリカのハースF1に移籍することがほぼ確実だと見られている。

現在グロージャンが在籍するロータスは、ルノーに買収され、ルノーの新たなワークスチームとして生まれ変わることが予想されている。

今季のF1第13戦が行われた先週末のシンガポールには、ルノーのアンバサダーを務めるアラン・プロストも姿を見せており、ルノーF1プロジェクトの首脳陣やロータスのチームオーナーであるジェラルド・ロペスらと今後に向けた話し合いを行ったものと考えられている。

プロストに関しては、ロータスの買収により、新生ルノーF1が誕生したときには、そのチーム代表の座に座るのではないかとのうわさもある。だが、プロストは「まだ何も決定していないんだ」と語ると、ドイツのテレビ局『Sky(スカイ)』に対し、「私がチーム代表になることはないよ」とマリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで語っていた。

一方、ロータスはシンガポールGP決勝が行われた20日(日)に、パストール・マルドナードが来季もチームに残留することを正式に発表。しかし、その声明の中にはグロージャンに関しては何も語られていなかった。

そのグロージャンは、すでに自分の去就に関しては決断を行ったと語っており、本人はその具体的内容を明らかにしていないものの、ハースF1への移籍が決まったようだとうわさされている。

そのロータスの声明が出される前に、ルノーのF1プロジェクト責任者であるシリル・アビテブールは、母国フランスのテレビ局『Canal Plus(カナル・プリュ)』から、新しいルノーのワークスチームにはフランス人ドライバーがいなくなりそうだとのうわさがあるがとの質問を受けていた。

アビテブールは、国際的な自動車会社であるルノーのようなチームには必ずしもフランス人ドライバーがいる必要はないと答えつつ、次のように付け加え、グロージャンのロータス離脱を示唆している。

「ロマンについて話すことができないのは残念だけどね」

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