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レッドブル・フェラーリ誕生ならアロンソもドライバー候補に?

2015年09月21日(月)16:46 pm

メルセデスAMGの思いもよらぬ失速で終わったF1シンガポールGPだが、そのパドックではフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)に関する意外なうわさもささやかれていたようだ。

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マクラーレン・グループ総帥のロン・デニスは、アロンソとは2017年までの契約を結んでおり、そこには成績不振などを理由とした解除条項などは盛り込まれていないと主張していた。

だが、先週末、イタリアとアロンソの母国スペインのメディアが、実際にはそうした解除条項が存在するのだと主張する報道を行った。こうしたこともあり、アロンソに関するうわさが急に表に出始めたものだ。

アロンソは最近のレースでレッドブルのモーターホームから出てくるところが目撃されていた。そして、フェラーリ専属ジャーナリストとして知られるレオ・トゥッリーニが、アロンソの関係者筋が、来季からフェラーリエンジンを搭載することになると考えられているレッドブルがアロンソにとっては魅力的な存在となるかもしれないと語ったという話を小耳にはさんだと自身のブログに書いている。

また、スペインの『AS』も、あるベテランジャーナリストが、「このフェラーリ(エンジン)なら、フェルナンドも2012年のときのようにタイトル争いができるかもしれない」と語ったと報じられている。

同時に、アロンソ本人もスペイン人記者たちに対し、1年前にマクラーレンと移籍交渉を行っていたころは、2015年シーズンには現在の状況に比べれば「もっと高い期待を抱いていた」と認める発言を行ったと伝えられている。

5年間在籍したフェラーリで自身3度目のF1タイトルに手が届かなかったアロンソは、メルセデスAMGに対抗できるポテンシャルを持つチームと見込んで新生マクラーレン・ホンダに移籍。だが、現時点での状況を考えれば、フェラーリエンジンを搭載するレッドブルのほうがよりその目標に近づくチャンスも大きいと考えても不思議なことではないかもしれない。

ルノーやレッドブルの問題が明らかになるにつれ、アロンソも含めたドライバーに関する新たなうわさもささやかれることになりそうだ。

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