2015年F1第13戦シンガポールGP決勝を終え、エリック・ブーリエ(マクラーレン・ホンダ)は次のようにコメントした。
■エリック・ブーリエ(マクラーレン・ホンダ/レーシング・ディレクター)「2台ともギアボックスにトラブル」
「今日のレースでわれわれのマシンは中々のペースを見せた。フェルナンド(アロンソ)の最速ラップはダニエル(リカルド)がレース中に出したファステストラップから、わずか1.1秒落ちだ。それも燃料タンクにかなりの重さのガソリンを残していたころに叩きだしたものだ」
「しかしながら、今日はマクラーレン・ホンダにとって残念な一日だった。2台ともギアボックスにトラブルが出てリタイアを余儀なくされたのだ」
「原因が単数であれ複数であれ、突き止めてみせる。今後決して再発しないようにね」
「ここ(シンガポール)からこんどは鈴鹿に向かう。F1カレンダー中、屈指の名レーシングコースだ。われわれのエンジンパートナーであるホンダの母国レースである。シンガポールでホンダのパワーユニットは3日間を通じ、なかなかの信頼性で性能を発揮した」