「終わりよければすべてよし」トロロッソ／F1シンガポールGP決勝
2015年F1第13戦シンガポールGP決勝を終え、トロロッソのマックス・フェルスタッペンとカルロス・サインツは、次のようにコメントした。
【結果】F1シンガポールGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント
■マックス・フェルスタッペン「8位にふさわしい走りをした」
決勝／8位
「まったく、何てレースだい。ほんと楽しかったよ！スタートでエンジンが止まって、ああこれで終わったなと思った。ピットレーンに押し戻されて戦列に戻ったときは周遅れだったんだ。でも僕はプッシュし続けた。8位フィニッシュなんて最高だよ！」
「僕のペースはすさまじかった。どのオーバーテイクも楽しくて楽しくて。1周遅れから再びポイント圏内に戻ったのだから、やはり諦めてはダメだね。8位は、がんばったごほうびだ」
■カルロス・サインツ「盛りだくさんのレース」
決勝／9位
「じつに盛りだくさんのレースだったね！いいスタートを切って序盤のペースもよかった。作戦の手応えもバッチリだった。ところが最初のセーフティカーからレースが再開する時、ギアボックスが勝手にニュートラルに入ってしまい、最後尾に落ちたんだ。そこからオーバーテイクを繰り広げてマックス（フェルスタッペン）の後方、9番手に返り咲いたんだ。彼は彼ではげしく（セルジオ）ペレスをプッシュしていた」
「10周ほどペレスを追いかけ回すマックスを見ていて、僕も彼（ペレス）にアタックしてみようかなと思った。ダメだったらマックスに順位を返せばいいんだし。ただチャンスが欲しかっただけなんだ。ところが彼（フェルスタッペン）は僕を前に行かそうとしないんだよ。これはチーム内で話し合わなければいけないね。でも最終的には、またポイント圏内でフィニッシュできてよかった！このままプッシュを続けようじゃないか。次の日本GPは、わずか7日後だ！」
