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「見ごとだったダニエルのパフォーマンス」レッドブル/F1シンガポールGP決勝

2015年09月21日(月)2:28 am

2015年F1第13戦シンガポールGP決勝を終え、レッドブルのダニエル・リカルドとダニール・クビアトは、次のようにコメントした。

【結果】F1シンガポールGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント

■ダニエル・リカルド「セーフティカーに勝負を阻まれた」
決勝/2位
「優勝するならこのレースしかなかった、そう思う。あと少しだったよ。僕らは自分たちの仕事に誇りを持っていい。チャンスはほぼ手中にしたのだから。スタートではセブ(ベッテル)に置いていかれたが、その後、差は縮まっていった。そんな時だよ、セーフティカーが出たのは。あれさえなければ接近戦に持ち込んで、ピットストップでアンダーカット(敵のピットストップを利用して戦略的に追い抜くこと)が可能だったかもしれない。2度のピットストップはいずれもセーフティカーによって影響を受けた。あれでレースの大勢は決まってしまった感じだ」
「第1スティントはいいペースだった。セブはDRSの争いに持ち込まれまいと必死にプッシュしていた。一方で僕らは周回が進むにつれ、勢いが増すと同時にタイヤの使い方もコツがつかめてきた。だからセーフティカーが出動したときはイラッと来たよ。でも、あと1回ピットストップしなければならないのは分かっていたから、次のチャンスに賭けたんだ」
「でも、さすがセブだね。第1スティントから学んだ彼は、最初は少し力を抜いて徐々に引き離す手に出たんだ。ところが、僕がふたたび追いついたところで2度目のセーフティカーが現れたのさ。実質的に勝負はついたよ。だって、コース上で抜くのは無理な話だもの。終盤に最速ラップを出したのは、チームとして誇れる記録だ。次は鈴鹿だね。僕らが得意とするコースだ。シンガポールほどの走りはできるかどうか分からないが、トップ5は狙える。今日は、また表彰台に上がれてよかった。チームのためにも、とても嬉しい。ここ数戦、すごくマシンがいい感じになってきた。チームの皆にお礼を言うよ」

■ダニール・クビアト「今日は運が味方せず」
決勝/6位
「セーフティカーが出るタイミングが悪かった。その1周前にピットストップを終えてしまったよ。今日はセーフティカーに嫌われた感じだ。僕に個人的な恨みでもあるのかな!まあ、しょうがない」
「セーフティカーで損をした僕らにとって、今日はいいレースだったとは言えない。でも、他にどうしようもないよね。最初のストップ後は2台のメルセデスAMGに抜かれ、2回目のピットインは(バルテリ)ボッタスに出し抜かれた。その後はトラフィックに引っかかりっぱなしだった。前のクルマたちは、僕より少しだけ直線で速いんだよ。だから、どうしても抜けなかった。でも悪いことばかりじゃない。事故や故障をすり抜け、何ポイントか得点できた。今週末、チームはとてもよくやってくれた。マシンの走りは特筆ものだった。今日はツキの無さも手伝って、8ポイントがせいぜいだったよ。でもいづれ巻き返せるときが来る。僕らのマシンはどんなときもコーナリングがいい。シンガポールでこの成績を上げたのは、それほど不思議ではない」

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