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【予選速報】ベッテル、フェラーリで初ポール メルセデス沈む/F1シンガポールGP

2015年09月19日(土)23:19 pm

2015年F1第13戦シンガポールGPが9月19日(土)、マリーナ・ベイ・ストリート・サーキット(1周5.065km)で2日目を迎え、現地時間21時(日本時間22時)から行われた予選でフェラーリのセバスチャン・ベッテルがポールポジションを獲得した。ベッテルのポールは今季初、通算46回目。

【結果】F1シンガポールGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム

Q1は、ここまで苦しい展開が続くメルセデスAMG勢をよそに、レッドブル勢やフェラーリ勢が順調にタイムを刻んでゆく。フェラーリ勢やレッドブルのダニエル・リカルドがソフトタイヤのままでQ2進出を決める中、メルセデスAMG勢はどちらもQ1でスーパーソフトを投入するという、普段とは逆の光景が展開される。

マクラーレン・ホンダ勢は、フェルナンド・アロンソが順調にQ2進出を決め、ジェンソン・バトンも最後の最後に15番手に食い込み、Q2進出を決定づけた。

Q1で脱落した5名のドライバーは、フェリペ・ナッセ(ザウバー)、マーカス・エリクソン(ザウバー)、パストール・マルドナード(ロータス)、ウィル・スティーブンス(マノー・マルシャ)、アレキサンダー・ロッシ(マノー・マルシャ)。

Q2でもフェラーリ勢、レッドブル勢がメルセデスAMGを上回るタイムを刻んでいく。マクラーレン・ホンダ勢はセッション終盤にQ3進出を賭けたアタックに向かうが、ここでカルロス・サインツ(トロロッソ)がウォールにヒットし、路面に破片が散らばってしまう。これにより黄旗が振られ、マクラーレン・ホンダ勢のQ3進出の望みが絶たれてしまった。

Q2で脱落した5名のドライバーは、ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)、セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、カルロス・サインツ(トロロッソ)、ジェンソン・バトン(マクラーレン)。

Q3は、いつもとは違い、フェラーリ勢、レッドブル勢でのポールポジション争いとなる。最初のアタックでベッテルが暫定ポールタイムを刻み、レッドブルの2台とライコネンがそれを追いかける展開となるが、誰もベッテルのタイムを上回ることはできない。そんな中、すでにポールポジションを確定させたベッテルが最後のアタックでベストタイムを更新する走りを見せ、2番手に入ったリカルドにコンマ5秒以上の差をつけてフェラーリ移籍後初のポールポジションを獲得した。

ハミルトンはアイルトン・セナの記録に並ぶ8連続ポール獲得のチャンスを迎えていたが、連続ポール記録は7で途切れてしまった。

3番手から10番手までの結果は次の通り。3番手キミ・ライコネン(フェラーリ)、4番手ダニール・クビアト(レッドブル)、5番手ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)、6番手ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、7番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、8番手マックス・フェルスタッペン(トロロッソ)、9番手フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、10番手ロマン・グロージャン(ロータス)。

F1シンガポールGP決勝は、明日の日本時間21時から始まる。

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