「レッドブルがトップとは驚き」フェラーリ／F1シンガポールGP1日目
マリーナベイ市街地サーキットで開催中のF1第13戦シンガポールGP1日目、2回のフリー走行を終えたフェラーリのキミ・ライコネンとセバスチャン・ベッテルは、次のようにコメントした。
【結果】F1シンガポールGPフリー走行2回目の順位、タイム差
■キミ・ライコネン「明日もよい一日を」
フリー1／5番手
フリー2／2番手
「ごく普通のフリー走行だった。いつもどおりのことをやって、すべてがほぼ順調に行ったよ。改善点があるのも、いつも通りだね。でも全体的にマシンの挙動はいい」
「これも毎度のことだが、メルセデスAMGはこれから手強くなるだろう。それにレッドブルもこのサーキットではしごく好調のようだ。まだ金曜日だから、ラップタイムから何かを読み取るのは難しい。できれば明日もよい一日にしたい。決勝は、予選の出来しだいだ」
■セバスチャン・ベッテル「いったいメルセデスAMGはどうしたんだ」
フリー1／4番手
フリー2／5番手
「いつものことながら、金曜日の両セッションから今後を予想するのは難しい。僕らにとっては全体的にいい一日だった。マシンもちゃんと走っているみたいだが、まだまだよくしていかないと。予選を想定した短い走りが今いちと感じたよ。したがって、予選に向けて少しマシンを煮詰めなればならないが、決勝の方は問題なさそうだ」
「速さはあると考えられる。でもまだデータをしっかり見ていないのも事実だ。どんな分析結果が出るだろうね。明日は間違いなくメルセデスAMGが速いだろう。今日の彼らは、いったいどうしたんだろう。いやに遅く感じたのだが。でも、明日は本性を現すに違いない。まだ金曜日だから、きっと手の内を見せていないのだと思う。それに、レッドブルの2台がこのサーキットでかなり速いのも予想どおりだ。明日はタイトな勝負になるね」
「とにかく土曜日が楽しみだ。このサーキットは好きだよ。チャレンジしがいがある。コーナーが多くて一周が長い。すべてをきっちりと走り切るのは簡単じゃないよ。明日は僕らも多少、速くなるはずだ。しかし、まだ初日だから何もあわてることはない」
