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シンガポールGPでもタイヤの最低空気圧は高めに

2015年09月18日(金)18:45 pm

F1にタイヤを供給するピレリは、F1シンガポールGP(20日決勝)でもタイヤの最低空気圧を高めに設定している。

第11戦ベルギーGPで2件のタイヤ破裂が発生したことを受け、ピレリは次の第12戦イタリアGPでタイヤ空気圧の下限を高めに設定した。ところが、優勝したルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)のタイヤ空気圧がスタート前に規定より低かったため、レース後に長時間にわたって審議が行われる事態となった。

これを受け、F1を統括するFIA(国際自動車連盟)とピレリは、17日(木)に各チームに対して技術指示書を送付し、空気圧に関して従うべき項目を詳細に規定した。

今回もピレリは、通常より最低空気圧を高めに設定している。昨年のシンガポールGPでは推奨の最低空気圧は16PSI(ポンド毎平方インチ)だったが、今年は、フロントタイヤが18PSI、リアタイヤが17PSIに規定され、これを下回った場合は罰則が科される。

キャンバー角(正面から見た際のタイヤ取り付け角度)の最大値も、イタリアGPと同様、通常より低めに設定されている。

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