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「体力的には最も厳しいレース」レッドブル/F1シンガポールGPプレビュー

2015年09月15日(火)12:20 pm

レッドブルのダニエル・リカルドとダニール・クビアトが、マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで行われるF1第13戦シンガポールGP(20日決勝)に向けて意気込みを語った。

■ダニエル・リカルド「挑戦しがいのあるレース」
「暑いし、湿度もすごく高いんだ。下町の高層ビルのせいだと思うよ。熱の逃げ場がないからね。1年でも最も身体的につらいレースだよ。涼しい空気を入れるためにバイザーに穴を開けるなんて、ここだけだよ。だけどすぐにそうしなければよかったと思うんだ。なぜなら外の空気のほうが高温だからね」

「冷やしておいた飲み物を入れたボトルがあるんだけど、ウォームアップラップに入るころにはまるで熱いお茶を入れたような温度になってしまうくらいさ。レースをするには厳しいところだけど、それに挑戦するのは大好きだよ。ほとんどのドライバーはそうじゃないかと思うよ」

「このサーキットは好きだよ。市街地コースは面白いし、縁石で大きく跳ねたり、壁をこすったりするのは楽しいものさ。それに街も素晴らしいんだ。いいレストランがあるし、雰囲気もよくて、楽しい夜を過ごせるよ。僕の好みの街だよ」

「金曜や土曜の夜に街を楽しむのは無理だよ。かなりスケジュールがきついからね。朝の4時にベッドに入ることになるけれど、その前にプールで涼んで1日を終えることになると思う。午後のレースであれば、夜をそんなふうに過ごすことはないだろうけれどね」

「でも、シンガポールの日曜日はかなりいいよ。レースが長くなればなるほど、街も僕たちのスケジュールに合ってくるし、多くのレストランやバーが遅くまで営業するんだ。朝の4時にシンガポールでできることはまさに驚きだよ!」

■ダニール・クビアト「今年は準備も万全」
「間違いなく、年間を通じても指折りの厳しいレースだね。レース時間は最も長くなるし、暑さも最高レベルだ。僕たちにとってはすごく身体的に厳しいレースになる。だけど、僕はこのサーキットが大好きだよ。市街地サーキットだと言ってもモナコよりはかなり速いからね。グランプリが進むにつれ、いつもより雰囲気も盛り上がってくるんだ」

「昨年は特に厳しかった。水を入れたボトルがうまく機能しなかったからね。だから、かなりつらいレースだったよ。でも今年は、身体的にはさらによく準備が整ったと思っている。だから問題ないはずさ。例えば、マレーシア(第2戦)も今年は昨年よりもかなり快適に感じたし、ここは似たようなところだから問題ないと思うよ」

「今週末は独特のペースになる。僕たちはヨーロッパ時間にとどまるようにするから、朝は遅く起きることになる。でも、大丈夫だよ。僕は夜のレースやスケジュールに向けて切り替えることには何の問題もないからね」

「シンガポールでは外出する時間を見つけるのが難しいんだ。到着したときに少しだけ街を見て歩くことができる。だけど、それほど外を出歩くチャンスはないんだ。ひとたびレース週末が始まってしまえば、スケジュールの関係でそういうことをするのはかなり難しくなってしまうからね」

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