マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンが、マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで行われるF1第13戦シンガポールGP(20日決勝)に向けて意気込みを語った。
■ジェンソン・バトン「多くを学べるはず」
「シンガポールはすごく特別なレースだ。すぐにカレンダーの中でもすごく有名なレースになったけれど、その理由はすぐに理解できるよ。すべての設定がすごく特別だし、照明のもとでのレースは素晴らしい雰囲気を生み出すんだ。ほかのグランプリとは全くの別物だね。飛行機から降りたとたんにすごい熱狂を感じるよ」
「このレースにはいつも大きな期待が寄せられるけれど、それは僕たちも同じだよ。僕たちにとってここまでの2レースは本当に厳しいものだった。だけど、シーズン終盤に向けて、いくつかのサーキットでは僕たちのパッケージの強みを生かすことができるはずだと言ってきた」
「ここでも懸命な取り組みが必要となることは否定しないし、一夜にして奇跡が訪れるようなことも期待はしていないよ。だけど、シンガポールは素晴らしいサーキットだし、時間的にはシーズンでも最長レベルのレースになる。それにセーフティカーが導入されることも珍しくない。だから、何が起こるか分からないし、こういうサーキットで僕たちのクルマがどういう力を発揮できるかについて多くのことが学べるだろうと期待しているよ。そしてこの週末からできる限り多くの前向きなことを引き出したいと思っている」