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【マクラーレン・ホンダ】「バトンとなら生産的な仕事ができる」とアロンソ

2015年09月11日(金)19:51 pm

マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが、来季も自分のチームメートとしてジェンソン・バトンがチームに残ることを希望していると語った。

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マクラーレンは、今季の悲惨な成績により現時点ではチームランキング9位に沈んでいる。これにより、来季は獲得できるF1賞金も激減し、タイトルスポンサーの獲得もさらに困難になることが予想されている。

このため、マクラーレンでは来季は高額の報酬支払いが必要となるバトンに替えて、より低い年俸で契約可能なケビン・マグヌッセンを起用するかもしれないとのうわさがささやかれていた。

だが、最近ではチーム首脳が、来季もアロンソとバトンというラインアップを継続したいと考えていることをほのめかすなど、風向きが少し変わりつつある状況にも見える。

そして、2012年までマクラーレンに所属していたものの、2013年にメルセデスAMGに移籍し、昨年は見事自身2度目のF1チャンピオンの座についたルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)は、マクラーレンはバトンをキープしておくべきだと次のように語った。

「もし彼ら(マクラーレン)が2人の若手を使っていたら、彼らがどれほど進歩できたかは疑問だね。彼らには、F1カーやチームに関する知識をたくさん持ち、チームの士気を高めていけるようなドライバーのほうがいいんじゃないかな」

アロンソもそのハミルトンと同意見のようだ。

「ジェンソンはこれまでのシーズンを通じてかなりよかった」

『Mirror(ミラー)』にそう語ったアロンソは、次のように続けている。

「僕たちは、チームを助けるために非常に密接な関係を保ちながら一緒に頑張ってきている。ジェンソンが持つ経験は、クルマの開発において非常に重要な貢献を果たしてきている。パワーユニットと空力の両面でね」

「だから、もしジェンソンが残ってくれれば、チームにとってはいいことだと僕は思うよ」

アロンソはさらに次のように続けた。

「もし彼ら(チーム)が何かを変える必要があると判断したとすれば、それによる有利な面と不利な面が発生すると思う」

「僕に言えること、そして僕に分かることがひとつだけあるとすれば、ジェンソンと一緒に仕事をすることはチームにとって、そして僕自身にとっても非常に生産的だということだよ。多くのことが学べるからね」

「ほかのドライバーとの仕事では、そこまでのものではないよ」

アロンソは、昨年には今年のドライバーラインアップ発表に非常に時間がかかっていたことに言及しながら、来季の体制発表に関しては「できればクリスマスまでには決めて欲しいな」とのジョークで締めくくっている。

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