NEXT...F1開催スケジュール

バトンとの契約決定権はホンダではなくマクラーレンに

2015年09月09日(水)19:03 pm

マクラーレンが、今年はジェンソン・バトンとの契約問題に関して、早めに決定を下したいと考えていることを認めた。

昨年は2015年にマクラーレンに残留することになるのかどうか、あまり例を見ないほど決定が遅くなっていたバトン。だが今年は、すでにマクラーレン総帥のロン・デニスとも話をし、来季に関する決断を早期に行ってくれるよう伝えたことをF1イタリアGPが開催されたモンツァで明らかにしていた。

そして、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエも、F1公式ウエブサイトのインタビューに答え、次のように語っている。

「もちろん、ジェンソンに対するオプション行使期限は定められているし、今年は年末まで待つようなことにはならないよ」

マクラーレン側が持つ2016年の契約延長オプション行使期限は9月末までとなっているものと考えられている。

今年のイタリアGPが開幕してすぐのころ、ブーリエはモンツァにおいて、ホンダも来季のフェルナンド・アロンソのチームメートに関する発言権を有しているのかと質問を受けていた。

昨年、バトンの残留決定が遅れた背景には、バトンを引き続き起用するか、あるいは若手のケビン・マグヌッセン(現控えドライバー)、もしくはストッフェル・ファンドールネ(現テストドライバー)にシートを与えるかについて、マクラーレン側とホンダ側の間に意見の相違があったことも影響していたと考えられていた。

その質問に対し、ブーリエは次のように答えた。

「もちろん、ホンダともその件については意見を交換するよ。だが、最終的に決めるのはマクラーレンだ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック