2013年、ホンダから2輪モータースポーツの最高峰モトGPに登場したスペインの若き英雄、マルク・マルケス。F1で彼に対抗するのは、今年17歳ですい星のごとく現れたマックス・フェルスタッペン(トロロッソ)だ。
以上のように主張するのは、トロロッソでフェルスタッペンと組んでいるスペイン人レースエンジニアのシェヴィ・プジョラールだ。トロロッソの前はウィリアムズに所属していたプジョラール。彼はファン・パブロ・モントーヤ(現インディカー・ペンスキー)やマーク・ウェバー(現WECポルシェ)と組んだ経験を持つが、この2人を含む、いかなるF1ドライバーよりもフェルスタッペンは優れているとかねてから話していた。
「マックス(フェルスタッペン)はF1版マルケスだ」とスペイン『El Pais(パイス)』紙に話すプジョラール。
マルケスは22歳ながら、2013年と2014年、モトGP連覇を果たした。
プジョラールは言う。「マルクの身に起きたようにマックスも、最初は運転をがんばり過ぎと言われた。運転の限界を超えているなんてこともね」
「だが今、彼の能力を目のあたりにして、批判はどんどん少なくなっている」