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まだ続いていた、ピック対ロータス裁判

2015年09月05日(土)10:41 am

ロータス副代表フェデリコ・ガスタルディは、ロータスの訴訟騒ぎが終わっていないことを認めた。

F1第11戦ベルギーGPでは裁判所から代理人が同チームのガレージを訪れてあわやの状況となったが、何とか機材差し押さえの難を逃れて、ぎりぎりモンツァ入りを果たした。

ところが、チームの処遇に不満の元控えドライバー、シャルル・ピックが起こした訴えは、まだ決着をみていない。

「そうなのだ。法定での証言も話し合いもまだ続いている」とガスタルディ。

「裁判所が決定を出すまで何週間、何ヶ月もかかるだろう」と彼はドイツ『Speedweek(スピードウィーク)』に話す。

ピックは何の前触れもなく訴訟を起こしたという。ガスタルディは怒りでカンカンだ。

「想像してみてくれ」「ほぼ2年ぶりに表彰台(ロマン・グロージャンの3位入賞)に立ったというのに、レース後にまた、こんな騒ぎに付き合わなければならない。われわれだって感情を持つ人間だ。こんなこと間違っているし、フェアじゃない」

「この人(ピック)からあんな仕打ちを受けるなんて思いもしなかった。一週間、電話をかけ続けたのに取ろうともしない。なのに、レースの2分前に折り返してきて謝られてもね」

「自分の行動がどんなダメージを与えるか気づきもしない、そんな人間も世の中にいるものだな。エンストンのチーム工場で働く550人の家族にどんな影響が及ぶことか。パドックには、人が血を流すところを見たがる者もいるのだ。人の不幸を喜ぶ連中だよ」

「当然ながら、チームの従業員はナーバスになっている。スポンサーも同様にね。この騒動が収まるまで、まだしばらく時間がかかるだろう」と語るガスタルディだった。

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