ウィリアムズは3日(木)、2016年シーズンも今季と同じフェリペ・マッサとバルテリ・ボッタスのドライバーラインアップで戦うことを正式に発表した。この2人の組み合わせは2014年以降3年目を迎えることとなる。
2014年にフェラーリから移籍してきたマッサは、F1での13年目のシーズンを2016年もウィリアムズで迎えることになる。また、2013年にウィリアムズからF1デビューを飾ったボッタスは、来年はウィリアムズで4年目のF1シーズンを迎えることになる。
今回の正式発表を受け、マッサとボッタス、そしてチーム代表のフランク・ウィリアムズがそれぞれ次のようなコメントを行った。
■フェリペ・マッサ
「ウィリアムズファミリーの一員でいられことをとてもよろこんでいる。今このチームで2年目を過ごしているけれど、チームとしてすごくうまく一緒にやれているし、ここにいることに本当に満足しているんだ。彼らは僕にすごく敬意を払ってくれるし、結果も付いてきている。2013年シーズンを最後にチームは大きくばん回してきているけれど、そこに参加できていることをすごくうれしく思っている。このチームのために、そして自分自身のために、これからもさらに頑張り続けていきたいとうずうずしているよ。フランク(ウィリアムズ/チーム代表)、クレア(ウィリアムズ/チーム副代表)、マイク(オドリスコル/グループCEO)、パット(シモンズ/チーフテクニカルオフィサー)、そしてチームの全員にお礼を言いたい。彼らが僕を信頼し、支え続けてくれていることにね。もうすでに僕らの間には素晴らしい関係が築かれているよ」
■バルテリ・ボッタス
「F1での4年目もこのチームにとどまることになり、すごくうれしく思っている。僕たちはチームとして力強さを増してきたし、来年がどうなるかさらに楽しみだよ。ここまでに僕たちが残してきた結果よりも、さらにいい成績を収めることができるはずだと信じているからね。2016年シーズンが待ちきれない思いだけど、今年もまだ達成すべき目標はたくさん残されているし、それに完全に集中しているところだ。ずっと僕のことを信頼してくれたフランク、クレア、マイク、取締役会、そしてウィリアムズの全員に感謝したい」
■フランク・ウィリアムズ(チーム設立者/チーム代表)
「フェリペとバルテリとまた来年も一緒にやれることが確定したことをよろこんでいる。F1ではどのチームにとっても、安定性というものが重要だからね。だから、最強レベルのドライバーラインアップで3年目を迎えることができるということは、2016年にはウィリアムズがさらに上位を目指すための勢いを持ち続けることができる素晴らしい位置にあるということだ」
「フェリペとバルテリは2014年シーズン開幕とともに素晴らしい関係を築いてきてくれている。彼らはライバルとしてお互いに競い合いながらも、協力していくことがチームを上位にするために必要であると常に認識してくれている。彼らが作業を分担してくれることで、ウィリアムズの技術チームもチームを前進させていくために必要なパフォーマンス発揮を可能とするための最高のガイダンスを得ることができている。そして2人のドライバーはいずれもウィリアムズ復活のための重要な役割を演じてくれている」
「過去2年に我々が得た成功は、彼らなしには不可能だっただろうし、今後に向けた目標を達成する上でも彼らが貴重な役割を演じてくれることになるだろう」