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ロズベルグの力が落ちたわけではないとハミルトン

2015年09月02日(水)18:38 pm

今季のF1チャンピオン争いも、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグの2人に絞られたと見てまず間違いないだろう。

だが、現時点でポイントリーダーのハミルトンに28ポイントもの差をつけられたロズベルグには、もう反撃のチャンスはないだろうと見ている者も少なくない。

2人が所属するメルセデスAMGの非常勤会長であり、かつて3度F1王座についた伝説的元F1ドライバーのニキ・ラウダでさえ、今のハミルトンを負かせるドライバーはいないだろうと語っている。

そして最近では、元F1チームオーナーであるエディ・ジョーダンや、元F1チャンピオンのジャック・ビルヌーブが、ロズベルグはすでにタイトル争いをあきらめたように見えると主張していた。

事実、昨年はポールポジション獲得回数では11対7でハミルトンを上回っていたロズベルグだが、今年はここまでの11戦でハミルトンがすでに10回のポールポジションを獲得。ロズベルグはわずか1回しかポールが取れておらず、早々とハミルトンの年間最多ポール獲得が確定している。

現在優勝数ではハミルトンの6勝に対し、ロズベルグも3勝をあげている。だが、中にはモナコのようにチームメートの戦略ミスによって転がり込んだ勝利もあり、昨年に比べてロズベルグの力が落ちているのではないかと見る者も少なくないようだ。

だが、ハミルトン本人は、今の状況は、決してロズベルグの力が落ちたことを意味しているわけではないと主張している。

ハミルトンは、イタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』に次のように語った。

「彼(ロズベルグ)はあとずさりなんかしていないよ。だけど、僕のほうが多くのエリアでより進歩を遂げたんだ」

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