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「腕が試される伝統のサーキット」レッドブル/F1イタリアGPプレビュー

2015年09月02日(水)11:19 am

レッドブルのダニール・クビアトとダニエル・リカルドが、スパ・フランコルシャン・サーキットで行われるF1第12戦イタリアGP(6日決勝)に向けて意気込みを語った。

【写真】F1イタリアGPの美女たち

■ダニール・クビアト「第二のホームレース」
「モンツァは大好きなサーキットだ。すべてのコーナーを駆け抜けるときに、何か特別なことをしているような感覚があるんだ。レズモの1と2、そしてアスカリもそうだ」

「残念ながらパラボリカは少し変わってしまったけれどね。あそこが変わったことで大きな違いが生まれたよ。もうかつてと同じような経験はできない。もちろん、まだ攻めた走りが必要だし、腕だって試される。問題は、たとえミスを犯したとしても許されるということなんだ。それが以前とは変わったしまったところだ。それでも、サーキット全体は素晴らしいよ。これまでの自分にとっても重要なサーキットだし、僕は大好きさ」

「ルノー2.0やGP3では何度かここで勝利したことがあるんだ。ルノーのときは両方のレースでポール・トゥ・ウィンを決めたよ。GP3ではポールを取って、メインレースでは勝利。スプリントレースでも2位になったよ。ここで勝つのは本当にいい気分さ」

「僕はイタリアに8年ほど住んでいたし、今でもモンツァにすごく近いスイスのルガノに住んでいるんだ。クルマで30分ほどの距離さ。イタリアが大好きだし、モンツァに行くのを楽しみにしている。僕にとっては2つめ母国レースみたいなものだからね」

■ダニエル・リカルド「ブレーキングがカギになる」
「モンツァは、本当にレースが好きな人にはお薦めのサーキットだよ。まさに炎の中を駆け抜けることを期待できる唯一のサーキットなんだ。昨年はウォームアップラップのときからそうだったけれど、レズモ2では大勢の観客が赤い煙をたいていたよ。かなりほかとは違うけれど、僕は好きだね」

「イタリアのファンは情熱的だし、クレージーなほどさ。そういう雰囲気を満喫できるんだ。ドライバーズパレードもすごいよ。みんながシャツを脱ぎ捨てて叫んでいるんだ。“フェラーリ頑張れ”ってね。もう笑ってしまうほどさ」

「長いストレートが多いから、そこで息を抜くこともできる。だけど、集中力が途切れるのはまずいサーキットだから、それがちょっとした問題になることもあるんだ。かなりのスピードで強いブレーキが必要な区間に差し掛かることになるけれど、そこでロックアップしたり、早めにブレーキをかけすぎたりしてタイムを失うわけにはいかないんだ。絶えず気は抜けないよ」

「F1カーにとっては高すぎるシケインの縁石が施されてから、モンツァではブレーキングがすごく重要になっているんだ。あそこをうまく駆け抜けるのはすごく難しいからね。年間を通じても最高のスピードで最初のシケインに差し掛かることになる。最高レベルのタイトなコーナーに向けて、最少のダウンフォースのクルマでブレーキングをすることになるんだ。クルマは滑り始めるから、すごく難しいよ。うまくブレーキングを行うのがカギになるし、そこが面白いところでもある」

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