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【マクラーレン・ホンダ】「今後の健闘を信じてモンツァを乗り切る」エリック・ブーリエ(レーシング・ディレクター)/F1イタリアGPプレビュー

2015年09月02日(水)11:33 am

マクラーレン・ホンダのエリック・ブーリエが、モンツァ・サーキットで行われるF1第12戦イタリアGP(6日決勝)に向けて意気込みを語った。

■エリック・ブーリエ(マクラーレン・ホンダ/レーシング・ディレクター)「今後の健闘を信じてモンツァを乗り切る」
「何よりもまず第一に、とてつもない困難に見舞われたジャスティン・ウィルソンのご遺族と友人たちに、マクラーレン・ホンダの全員を代表してお悔やみを申し上げる。F1ならびにモータースポーツ運命共同体で彼(ウィルソン)は、とても愛される存在だった。わがチームのメンバー間でもとてもよく知られていて、彼が亡くなったとの悲報は、レース活動に暗い影を落とした。ジャスティン、安らかに眠りたまえ」
「モンツァに関心を移すと、こんどのレースでわれわれはヨーロッパ・ラウンドに別れを告げ、今年さいごの遠征に乗り出す。そろそろシーズンの終わりに考えを巡らすときだ。ここまでマクラーレン・ホンダにとっては試練続きだが、変わらず前を向いて戦い続ける」
「スパ(第11戦ベルギーGP)は、われわれのパッケージにとってとりわけ厳しいレースだった。夏休み明けに進歩を実感したかったのだが、サーキット特性のせいで帳消しになった。しかしながら、われわれは最初からシーズン中もっとも厄介なレースと認識していた。単にそれが正しいと証明されただけだ。その反面、収穫もあった。タイヤが安定した働きを示すとともに、マシンのバランスが改善したのだ。今週末もそのパフォーマンスを維持すべく努力しているところだ」
「スパと同じくモンツァは、高速で低ダウンフォースのサーキットだ。長い直線と激しいブレーキングはモンツァならではだよ。今季に限っては、このレースもスパに似た厳しいレース展開になりそうだが、第13戦シンガポールGP以降の健闘を信じて2台揃っての完走を目指すとともに、できるだけ多くを学びたい。モンツァは熱狂的なファンと圧倒的な雰囲気を持つ、伝説的なサーキットだ。きっと素晴らしい週末となるに違いない」

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