「ハンガリーでの借りを返す」メルセデスAMG／F1ベルギーGPプレビュー
メルセデスAMGのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグが、スパ・フランコルシャン・サーキットで行われるF1第11戦ベルギーGP（23日決勝）に向けて意気込みを語った。
■ルイス・ハミルトン「またトップを目指す」
「レースから離れてリラックスし、トレーニングを行ってバッテリーに充電するための時間が持てたのはよかったよ。だけど、もちろん心の中には炎が燃え続けていたし、早くレースがしたい、またクルマに乗りたいという気持ちだったよ。ハンガリーでああいうレースをしてしまっただけに、なおのことね」
「スパはシーズン後半を始めるには最高のサーキットだ。多くの歴史を持つ本当に伝統的な素晴らしいサーキットだよ。ほとんどが中速から高速のコーナーで構成されているから、走っているときはかなりアクセルを床まで踏みつける形になるし、それがすごく楽しいんだ」
「こういう伝統的なサーキットでトップに立つのは特別な気分だし、ここで勝利したときのこともよく覚えているよ。このサーキットが大好きだし、またトップになることを目指していくよ」
■ニコ・ロズベルグ「ここからが本当の勝負」
「夏休みはチームにとっても再充電のためのいい機会だった。1年を始めるにあたって厳しい仕事を続けてきていたからね。彼らが懸命に頑張ってくれたことによって、僕たちは今季ここまで素晴らしいクルマを手にすることができたんだ」
「だけど、僕としてはもうクルマに戻るときだと思っているよ。ハンガリーは大きな失望に終わったし、あれ以来早くレースがしたくてうずうずしているんだ」
「タイトル獲得に向けてこれほどの接近戦を演じているときには、どんな状況であれポイントを取ることが重要だ。そしてそのチャンスをつかめるかどうかは僕にかかっている。そしてそのチャンスを味方につけないとね。それがシーズン後半に向けての僕の目標だよ。まだシーズンも半分が終わったところだし、まだやれることはたくさんある」
「スパは素晴らしいサーキットだ。ドライバーなら誰でも楽しめると思うし、常に見どころの多いレースが展開されるところでもある。楽しみにしているよ」
