かつて2005年と2006年に2年連続でF1チャンピオンとなって以来、3度目のタイトルに手が届いていないフェルナンド・アロンソ。再びF1タイトルを手中に収めるために、今年復活を果たしたマクラーレン・ホンダに移籍。しかし、今年はここまで厳しい戦いを強いられている。
アロンソは、果たして、今後マクラーレン・ホンダで3度目のF1タイトルを獲得することはできるのだろうか?
最近のインタビューでそう質問されたF1最高責任者のバーニー・エクレストンは、「ノー」と答えている。エクレストンはF1公式サイトが企画した「夢のF1チーム」メンバーにアロンソを選出しているにもかかわらずだ。
だが、アロンソのマネジャーを務めるルイス・ガルシア・アバドは、スペインのラジオ局『Cadena SER(カデナSER)』に次のように語った。
「フェルナンドは、間違いなく、2016年にはチャンピオン候補のひとりになるよ」
「マクラーレン・ホンダは勝つことができる組み合わせだ。クルマは素晴らしいし、彼らは時間をかけて、すべてが効果的に機能するよう目指しているんだ」
「今日の弱点は、明日の強みになるだろう。今後は本当に強いチームになるであろうことを示す前向きな兆候があるからね」とアバドは締めくくっている。