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ボッタスのフェラーリ移籍はないだろうとトト・ヴォルフ

2015年08月14日(金)16:59 pm

メルセデスAMGのビジネス担当エグゼクティブディレクターであり、バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)のマネジメントチームの一員でもあるトト・ヴォルフが、ボッタスのフェラーリ移籍に関して否定的なコメントを行った。

名門ウィリアムズ復活の立役者となったボッタスについては、同じフィンランド出身のキミ・ライコネンに代わって来季はフェラーリのシートに座ることになるだろうとのうわさがささやかれ続けている。

だが、前戦F1ハンガリーGP(第10戦)では、ライコネンが力強い走りを見せる一方、フェラーリはウィリアムズからボッタスの契約を買い取るために巨額を投じたという報道について、これを否定したと伝えられている。

そんな中、ヴォルフは、自分はボッタスのマネジメントチームの一員ではあるものの、どちらかと言えばマネジャーというよりはボッタスのF1キャリア開発に対する「投資家」のようなものだ語っている。

「彼はいい人物だし、多くの人たちを魅了している」

13日(木)に『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』にそう語ったヴォルフは、次のように続けた。

「だが、ウィリアムズは現時点ではタイトル争いにおいて3番手に位置している。彼らはどのレースでも表彰台が狙えるところにいるし、そこを去る理由はないと思うんだ」

だが、ボッタス本人は名門フェラーリへ行きたいという気持ちも強いのではないかと考えられている。そしてそれを妨げることになっているのが、ウィリアムズがフェラーリに対して求めている巨額の移籍金だ。

ウィリアムズがボッタスの契約譲渡に関してフェラーリに多額の要求をしていることについて尋ねられたヴォルフは、次のように答えた。

「私は、それは理にかなったことだと思っているよ。ウィリアムズは、ボッタスがまだ若くて、どんな才能を持っているか分からなかったときから、彼を登用するというリスクをとってきたわけだからね」

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