マクラーレン・ホンダが、次戦F1ベルギーGP(23日決勝)が行われるスパ・フランコルシャンにおいて、来季のドライバー体制を発表する予定はないと主張した。
先週、マクラーレンでは今季控えドライバーを務めるストッフェル・ファンドールネを来季フェルナンド・アロンソのチームメートとして昇格させることを決定したとの報道が行われていた。
ファンドールネは、現在23歳のベルギー人ドライバーだ。マクラーレンの育成ドライバーとして今季は下位カテゴリーのGP2にエントリーしており、現時点でランキングトップを快走している。
その記事によれば、2009年のF1チャンピオンである35歳のバトンはF1をリタイアし、イギリスのテレビ局『BBC』の人気番組である「TopGear(トップギア)」のプレゼンターに転身することになるとされていた。
だが、マクラーレンの広報担当者は、スペインの『El Mundo Deportivo(ムンド・デポルティーボ)』に対し、「その情報は不正確なものだ」と語ると、次のように付け加えた。
「スパでドライバーの発表が行われることはない。実際のところ、我々は2016年のドライバーに関しては今後適切なタイミングにおいて話し合いを行い、決定することになる」