日産は、「フェアレディZ」の仕様を一部向上し、21日(火)に発売した。価格は383万1,840円から573万4,800円までとなる。
今回の仕様向上では、一部のグレードにメーカーオプションとして設定されている「BOSEサウンドシステム」に、新たにアクティブ・サウンド・コントロール、およびアクティブ・ノイズ・コントロールが追加設定された。
アクティブ・サウンド・コントロールは、ドライバーがエンジンサウンドをよりダイナミックに感じるよう音質をコントロールすることで、アクセル操作やエンジン回転数に応じた力強いエンジンサウンドを実現するもの。
アクティブ・ノイズ・コントロールは、エンジンからの不快なこもり音を室内のルーフ部分に新たに設置した集音マイクで検知し、逆位相の制御音をスピーカーから出力することによりこれらを低減するシステムだ。これにより、室内の静粛性が高められリニアなエンジンサウンドを楽しむことができる。
また、ダークブルーのボディーカラーに代わり「GT-R」でも採用されているオーロラフレアブルーパールを新たに採用。このカラーは、過去のスカイラインで採用されたヘリテージカラーを受け継ぐ特別な車体色となる。
<「フェアレディZ」のモデルと価格(トランスミッション)>
フェアレディZ/383万1,840円(6MT)・390万9,600円(7M-ATx)
フェアレディZ バージョンT/408万1,320円(7M-ATx)
フェアレディZ バージョンS/426万6,000円(6MT)
フェアレディZ バージョンST/4,437,720(6MT)・454万5,720円(7M-ATx)
フェアレディZ NISMO/562万6,800円(6MT)・573万4,800円(7M-ATx)