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ビアンキの死を悼むF1界。ベッテルらが葬儀に参列

2015年07月21日(火)16:52 pm

何名かのF1ドライバーたちが、21日(火)に行われるジュール・ビアンキの葬儀に参列するためにニースへと向かっている。

ドイツの『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』が報じたところによれば、家族や親しかった友人たちに交じって、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、そしてニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)らが25歳という若さでこの世を去ったビアンキとの別れを告げるために式に臨む予定だという。

さらに、今週末にハンガロリンクで開催されるF1ハンガリーGPでは、26日(日)の決勝レースのスタート前に、全員がビアンキのために1分間の黙とうをささげることになると伝えられている。

また、昨年ビアンキが所属していた現マノー・マルシャでは、今週末のハンガリーGPにおいて、ロベルト・メリーとウィル・スティーブンスが乗るF1カーのサイドポッド部分に「ジュール」の名前を施すことになるようだ。

昨年経営破たんに陥ったマルシャだが、今季マノー・マルシャとして復活できたもの、昨年のモナコGPでビアンキが獲得した2ポイントによって、チーム別ランキング9位となり、その多額の賞金を受け取ることができたのが大きな要素だったと考えられている。

昨年までマルシャのオーナーであったロシア人実業家のアンドレイ・チェグラコフは、『Independent(インデペンデント)』紙に対し、昨年10月に日本GPでビアンキがクラッシュし大けがを負ったことが、自分がF1をやめようと思った直接的な原因だったと次のように語った。

「日本でああいうことが起きた後、私はひどく打ちのめされてしまったんだ。なぜなら、自分のために働いている人たちに対しての責任があるからね」

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