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ニキ・ラウダ、スパゲティ発言を説明

2015年07月13日(月)20:31 pm

フェラーリへの「敬意」が足りないと指摘されたニキ・ラウダ(メルセデスAMG/会長)が反論を行った。

先週、かつて3度F1王座に輝いた伝説的元F1ドライバーであるラウダが、フェラーリではライバルであるメルセデスAMGに対抗できるようなクルマを造ろうともせずにスパゲティばかり作っているとからかうような発言を行っていた。

これにより、ファンやフェラーリから批判を受けたメルセデスAMGでは、ビジネス担当エグゼクティブディレクターであるトト・ヴォルフが陳謝のコメントを述べる事態となっていた。

だが、ラウダは、あんな謝罪など不要だったと次のように主張した。

「イタリア人は、私の心の中には常にフェラーリがナンバー1の存在としてあることは分かっているよ」

スイスの『Blick(ブリック)』紙にそう語ったラウダは、1976年にニュルブルクリンクで起きた有名な大事故にも言及しながら、次のように続けた。

「フェラーリでは、私は全力を尽くしてきた。15勝をあげ、3度のF1タイトルのうち2回をフェラーリで獲得したし、臨終の秘跡を受けるほどの悲劇にも遭っていた」

「(F1第9戦イギリスGPでは)これまでのF1において最高レベルのレースを行った。だが、依然としてF1が退屈だという声も多い。それは正しいことではないんだ」

そう語ったラウダは次のように付け加え、フェラーリに対して厳しいコメントを行った理由を説明している。

「もしフェラーリが我々との差を縮めることができたなら、F1にいる者すべてが満足できるはずなんだ」

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