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検討中の予選新方式にドライバーから賛否両論

2015年07月07日(火)5:50 am

現在検討中と伝えられる2017年からの予選新方式について、ドライバーから賛否両論が出ている。

トップチームとFIA(国際自動車連盟)、最高責任者のバーニー・エクレストンからなるストラテジーグループがF1の改革案を検討している。その中には、予選を短いスプリントレース形式にするという案もあると報じられている。

これについて聞かれたルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)は、歓迎の姿勢を示した。『DPA通信』が伝えている。

「僕は9年間やっているけれど、ずっと同じだ」

「少し新鮮な形にして、もっとエキサイティングになればうれしいね」

一方、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は反対の姿勢だ。

「グランプリはグランプリであるべき。予選をレース形式にしたら、その一部を奪うことになるよ」

■ベルギーGPから無線に関する規制が厳しく

ストラテジーグループが提案したうち、すぐに実施されるのが無線を通してのドライバーへの「指導」、コーチングに関する規制だ。夏休み明けのF1ベルギーGP(8月23日決勝)から適用される。

第9戦イギリスGPでは、いつ雨用タイヤに履き替えるかを決めるドライバーの判断で明暗が分かれた。雨が強くなり始めたときに、完ぺきなタイミングでピットインして優勝したのがハミルトンだった。

メルセデスAMG非常勤会長のニキ・ラウダは「ルイスが自分で“入るぞ”と決めた」と話す。

「だから分かるだろう。ドライバーが自分の手で事に当たれば、勝つこともできるんだ」

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