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「結果はともかく、ウィリアムズは速かった」フェラーリ/F1イギリスGP決勝

2015年07月06日(月)6:15 am

2015年F1第9戦イギリスGP決勝を終え、フェラーリのキミ・ライコネンとセバスチャン・ベッテルは、次のようにコメントした。

【結果】F1イギリスGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント

■キミ・ライコネン「雨用に履き替えるのが3、4周早すぎた」
決勝/8位
「レース序盤、僕らはニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)に手を焼いた。僕らのスピードが多少欠けていたせいか直線は手も足も出ず、追い越しできるポイントでもダメだった。レースでは終始、ハンドリングがよかっただけに残念だ。挙動も間違いなく昨日の土曜日より向上した」

「雨が激しく降ると、路面はとても滑りやすかった。第7と第8コーナーは特にね。そこで僕はインターミディエイト(浅溝)に履き替える決心をしてピットに向かった。ところがその途端、雨が止んだのだ。チームに声をかけたのが3周か4周、早すぎたようだ。ただ全体的にこのコースは僕らに向いていない。その点を何とかしなければならない」

■セバスチャン・ベッテル「タイヤ交換の判断が大当たり」
決勝/3位
「スタートはほんとうにひどかった。なかなか発車せず、順位を失った。再スタートでひとつ挽回したが、それでも結果的にふたつは順位を落としたよ。走りがチグハグだったのかな。今週末の僕らを象徴するかのような感じだった。しかしその後、大逆転に成功した。主にアグレッシブな戦略で順位を取り戻したんだ。チームとは常に連絡をとりあっていた。あの天気で正しい判断を下すのは簡単ではなかった。でも完ぺきなタイミングでピットインした。あれはすばらしい判断だった。おかげで失地回復するどころか表彰台にまで上ってしまった」

「お客さんは濡れてしまって気の毒だったね。でも今日は雨が僕らに味方してくれたよ!最終的に表彰台フィニッシュを遂げたのも、僕らなら当然だ。だってここしかないってタイミングで正しい判断をしたんだから」

「ウィリアムズは少し進歩したね。僕ら的に今週末は、いいリズムをつかみきれなかった。学ぶべきことは多い。早いところ学習しないと。僕らはハードタイヤを苦手としているが、タイヤがチームによって違うわけはないし、言い訳は許されない。前の2台(メルセデスAMG)との差はいつもより開いていた。ハンガリーGPで今までの流れを取り戻せるかどうかは僕ら次第だ」

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