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【決勝速報】波乱のレース、マクラーレン・ホンダがポイント獲得/F1イギリスGP

2015年07月05日(日)23:04 pm

2015年F1第9戦イギリスGPが7月5日(日)、シルバーストン・サーキット(全長5.891km)で3日目を迎え、現地時間13時(日本時間21時)から行われた決勝でルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)が優勝した。今季5勝目、通算38勝目。

■【結果】F1イギリスGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント

スタートで3番手からスタートしたウィリアムズのフェリペ・マッサがロケットスタートを決め、ポールポジションからスタートしたハミルトンの前に出ると、バルテリ・ボッタスもニコ・ロズベルグをかわして3番手に上がった。

直後に後方で複数台がからむ接触事故が発生。ロータスの2台とマクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンがレース開始早々にリタイアに追い込まれる。

これでセーフティカーが導入されるが、リスタート後の4周目にはボッタスもハミルトンをかわしてウィリアムズの2台がメルセデスAMGの前に出た。

レースが中盤にさしかかると、ハミルトンがピット戦略でマッサから首位の座を奪い返す。その後、終盤までハミルトン、マッサ、ボッタス、ロズベルグが集団を形成して表彰台争いを繰り広げた。

ところが35周を過ぎたころから雨が落ち始める。この雨でペースを落としたウィリアムズの2台をロズベルグが追い抜いて2番手に上がる。さらに42周目あたりから雨がかなり強く降り始めた。ここでレース開始早々には9番手にまで順位を下げていたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が、いいタイミングで雨用タイヤへ交換。戦略を見事に成功させたベッテルがウィリアムズ勢の前に出る。

結局そのまま波乱のレースが終了。ハミルトンが母国イギリスのファンの前でうれしい優勝を果たした。2位ロズベルグ、3位ベッテルまでが表彰台を獲得している。

4位から10位までは次のとおり。4位フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、5位バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、6位ダニール・クビアト(レッドブル)、7位ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、8位キミ・ライコネン、9位セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、10位フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)。

アロンソは、1周目の接触に巻き込まれてフロントウイングを交換するハプニングもあったが、7台が戦列を離れ完走13台という波乱のレースとなったことが幸いし、今季の初ポイントを獲得した。マクラーレン・ホンダが今季ポイントを獲得するのは第6戦モナコGPに続いて2回目。

次戦、F1第10戦ハンガリーGPは、7月24日(金)の日本時間17時に開幕。決勝は7月26日(日)の日本時間21時に行われる。

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