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F1の新フォーマット?「ミニグランプリ」案

2015年07月04日(土)17:58 pm

F1人気を取り戻す対策の1つとして、レースウィーク中のミニグランプリ導入が検討されているようだ。

F1イギリスGP(5日決勝)を前に、トップチームとFIA(国際自動車連盟)、最高責任者のバーニー・エクレストンからなるストラテジーグループが、検討中の改革案を発表した。

そこには、2017年以降レースウィークのフォーマットを見直すとしか書かれていなかったが、現在検討されている案をいくつかのメディアがリークしている。

それによると、予選が行われる土曜日に、各チームのサードドライバーによるレースを行うという案、さらに、そのトップ数台が決勝に参加する資格を得るという案や、予選自体を短いスプリントレースにして、その結果で決勝のグリッドを決定するという案などが出ているという。

■詳細は明らかにしない方針

ストラテジーグループの会議に出席したウィリアムズのチーム代表クレア・ウィリアムズは、4日(金)に行われたチーム代表らによる記者会見でこれについてさらに教えてほしいと聞かれたが、次のように答えるにとどまった。

「喜んでそうしたいところですが、今のところ検討しているアイデアはまだ出てきたばかりのものなので、完全な分析をきちんとする必要があります」

アイデアを公表しても、検討の結果「撤回」することになれば「落胆」につながるとクレア・ウィリアムは警告し、こう話している。

「今言いたいことは、私たちには検討している新しいアイデアがあり、ファンのためにショーを向上させたいと考えている、それを伝えてほしいということです」

■エクレストンの「クズ」発言

一方、エクレストンが現在のパワーユニットを指して、エンジニアから「クズみたいな商品」を売るように渡されたと話したことが記者会見で話題になると、厳しいコメントが聞かれた。

「クズだと思うなら、売るべきじゃないね」とフォース・インディアのチーム代表ビジェイ・マリヤ。

「だが、彼がその商品を売っていることを考えれば、しかも、自分でクズと呼びながら、それで何億と稼いでいるのだから、彼は参加者と一緒にクズを直すよう取り組むべきだろう」

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