2015年F1第9戦イギリスGPが7月3日(金)、シルバーストン・サーキット(全長5.891km)で開幕。現地時間14時(日本時間22時)から行われたフリー走行2回目で、午前中に続いてニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)がトップに立った。
コースオフしたクルマの撤去作業などで2回の赤旗中断が発生したセッションでは、タイムアタックよりもレースを想定したロングランを中心に展開するチームが増えた。
ロズベルグが安定した走行でトップタイムを刻む中、キミ・ライコネンとセバスチャン・ベッテルのフェラーリ勢がルイス・ハミルトンの間に割り込む形となった。
午後になって調子を上げてきたレッドブルの2台がその下5番手と6番手につけている。
2番手から10番手までの結果は次のとおり。2番手キミ・ライコネン(フェラーリ)、3番手セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、4番手ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)。5番手ダニール・クビアト(レッドブル)、6番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、7番手マックス・フェルスタッペン(トロロッソ)、8番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、9番手カルロス・サインツ(トロロッソ)、10番手フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)。
マクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが大きくコースアウトしてグラベルにつかまりそうになるなど、ヒヤリとする一幕も。最終的にはアロンソが15番手、ジェンソン・バトンが17番手でセッションを終えている。
F1イギリスGPフリー走行3回目は、明日の日本時間18時から始まる。