ホンダ「世界一のエンジン」になるには?

レース関係者にディスられたセルジオ・ペレス

2015年06月21日(日)17:05 pm

「プロにあるまじきドライバー」「ツラ汚し」。そんな評判を立てられたセルジオ・ペレス(フォース・インディア)が反発している。

騒ぎの元は一ヶ月前、ドイツのスポーツ情報サイト『Spox(スポックス)』に掲載されたペーター・ミュッケのインタビューだ。

ドイツ人のミュッケは元フォーミュラBMWの責任者で、主にDTM(ドイツツーリングカー選手権)やヨーロッパF3に参戦するミュッケ・モートアシュポルトのチームオーナー。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)やロバート・クビサ(WRC)など、数多くのドライバーの成長を見守った名伯楽である。そんなミュッケが、まだ10代のペレスについて、こんな風に語ったのだ。

「ベルリンにあった彼のアパートは、まるで戦場みたいだった。パーティーから酔って帰宅した彼に、貸し与えたレンタカーをスクラップにされたこともある。常識でありえない行為をすべてやった男さ」

そうしたペレスの振る舞いも、強力な後ろ盾があってこそだとミュッケは言う。メキシコの大富豪カルロス・スリムと彼が経営する通信会社テレメクスからのスポンサー金だ。

「あの金が無ければ、トップにたどりついた訳がない。才能だけなら、あの1年でフォーミュラBMWにサヨウナラしただろう」とミュッケ。

以上のコメントに、ペレスは「実にびっくりだ」と驚きを隠さない。今週末のF1第8戦オーストリアGPに先立って彼は、オーストリアのスポーツ情報サイト『Laola1(ラオラ・アインツ)』に次のように語った。

「だって、僕はまだ15歳だったんだよ。一般公道の運転や飲酒なんてとんでもない」

ミュッケのコメントについてペレスは、こんな感想を持っている。「きっとマスコミに出たかったんだろう。人々が彼を話題にするからね」

「彼は僕に何もしてくれなかった。一言の英語も話さず、僕とは会話さえできなかった。その後出会ったF3やGP2のチームオーナーたちの方が、よっぽど僕のキャリアに影響を与えてくれたよ」

ペレスは2011年、ザウバーでF1デビュー。2013年にはマクラーレンと契約した。

「マクラーレンは、加入した時期が悪かった」とペレス。「ほんとうに残念だったよ。素晴らしい歴史を持つレーシングチームなのに」

そんなマクラーレンは2015年、メルセデス・ベンツからホンダに乗り換えてワークス待遇を得たが、さらに厳しい状況に置かれている。

「現状を見るにつけ、彼らがトップに返り咲くにはあと数年かかりそうだ」と予想するペレスは、2014年からフォース・インディアでF1に参戦中だ。

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