レッドブルリンクで行われた2015年F1第8戦オーストリアGP1日目を終え、フェラーリのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンがコメントを行った。
【結果】F1オーストリアGPフリー走行2回目の順位、タイム差
■セバスチャン・ベッテル「ギアボックスに問題を抱えた」
フリー1/20番手
フリー2/トップ
「午後のセッションではギアボックスに問題を抱えてしまった。センサーのひとつが警報モードになってしまい、スピードを緩めるしかなかったんだ。もちろん、これからそれについてよく調べることになる。まだ原因が何だったのかは分からないけれど、今朝起こった問題との関係はなさそうだ。予選や決勝じゃなくて、フリー走行でこれが起こってくれてよかったよ。でも、これからよく調べて、この問題が再発しないようにしないとね」
「サーキットの感触については、1周は短いし、うまくリズムに乗る必要がある。残念ながら、今日は望んでいた周回数をこなすことができなかったけれど、そういうこともあるものさ。全体的なペースはよかったし、このセッションからは多くの情報を得ることもできたからよかったよ」
「僕たちにいいクルマがあるのは分かっているし、競争力もあると思う。明日はどうなるか、様子を見ることにしよう。できる限りメルセデスAMGに付いていけるようにしないとならない。明日の予選は面白くなるはずだよ」
■キミ・ライコネン「スーパーソフトでのロングランができなかった」
フリー1/3番手
フリー2/3番手
「今日はいい仕事ができたよ。でも、まだ金曜日だし、ライバルたちと比べたときに僕たちがどういう位置にいるのかというのは分からないよ。このサーキットのレイアウトでは、すべてのクルマがお互いにかなり接近してしまうからね」
「残念ながら、僕はスーパーソフトではわずか1周しかできなかったんだ。少しスピードを出し過ぎてコースアウトしてしまったんだけど、そのときに右のフロントタイヤをロックさせてダメにしてしまったからね。そのコンパウンドでロングランをやりたいと思っていたから残念だったよ。だからロングランはソフトタイヤでやったんだ。少しほかのクルマにつかえたりはしたけれど、大体のところは問題なかったよ」
「これから、明日どうなるか様子を見ていく必要がある。すべてをうまく機能させるようにしなくてはならない。そうすれば週末を通じていい仕事ができるはずだからね」