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フェラーリ会長がレッドブルにエンジン供給をオファー

2015年06月19日(金)19:55 pm

フェラーリからエンジン供給のオファーを受けたとレッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコが認めた。

レッドブルとフェラーリがエンジン供給について交渉しているとドイツの『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』が報じたが、レッドブル総帥のディートリッヒ・マテシッツはルノーと2016年までの契約があると主張していた。

だが、「カナダでセルジオ・マルキオンネ(フェラーリ会長)からオファーを受けたのは本当だ」とマルコがオーストリアの『Kleine Zeitung(クライネ・ツァイトゥング)』紙に明かした。

ルノーエンジンはトラブル続きで、レッドブルは母国グランプリであるF1オーストリアGP(21日決勝)で、規定数を超えるエンジン使用による10グリッド降格ペナルティーを受けなければならない。

ペナルティーについてマルコは「われわれだって望んではいない。だがそうせざるを得ないんだ」と怒りをあらわにしている。

レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、「彼ら(ルノー)もわれわれと同じくらいイライラがたまっている」とオーストリアの『Laola1』に語っている。

フェラーリエンジン搭載について聞かれると、レッドブルは「常に選択肢を複数持っている」と前置きしつつ、「現時点では、ない」とホーナーは答えた。

「問題解決に向けてルノーと共に全力を注いでいる。われわれが集中しているのはそのことだ」

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