NEXT...F1開催スケジュール

エクレストンの理想的後継者はクリスチャン・ホーナー

2015年06月11日(木)20:47 pm

2人のベテランF1記者が、現在のF1最高責任者であるバーニー・エクレストンの理想的な後任候補としてレッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーの名前をあげている。

『Times(タイムズ)』のケビン・イーソン記者は、エクレストンは「すぐに引き継ぎを開始すべきだ」と書いている。

現在、F1はかつて経験したことのないほどの危機的状況に置かれていると考える者が多い。かつては世界最高峰のモータースポーツとして人気を博してきたF1だったが、今では観客の数も減り、小規模チームは崩壊の危機にひんし、F1内部関係者たちはどうすればF1がかつての「絶頂期」のような輝きを取り戻すことができるのかということに頭を悩ませている。

イーソンは、84歳となるエクレストンでは「我々とともに21世紀の流れに乗っていくことは無理だろう」とし、「だが、すぐにそういう時期が来てしまう」と指摘し、次のように続けた。

「そして、彼(エクレストン)が自分の後任に指名すべき人物はクリスチャン・ホーナーだ。彼をレッドブルから引き抜き、彼にカギを渡すべきだ。ホーナーなら、若くて聡明(そうめい)だし、現代的だ。そしてF1にもよく通じている」

『Daily Mail(デイリー・メール)』の記者であるジョナサン・マクエボイも、41歳のホーナーがその職務には適任だろうと次のように書いている。

「自分の利益だけを考える者ばかりの状態を変えるためには、F1には、知性的で、なるべく若く、行動的で、自分の意見をはっきりと語ることができ、成功経験を持つ公平な独裁者が必要だ」

「ホーナーは、レッドブルの責任者としての職務を通じて、こうした資質を備えていることを証明してきた」

マクエボイは、次のように締めくくっている。

「ホーナーを指名することが、エクレストンからF1への最後の素晴らしい遺産となるだろう」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック