ダニエル・リカルド(レッドブル)は、F1オーストリアGP(21日決勝)から新しいシャシーを使用することで不可解なペース不足が解決することを願っている。
第7戦カナダGPでは、チームメートのダニール・クビアトに大きく後れ、13位に終わったリカルド。いったい何があったのかと聞かれ、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に次のように語った。
「僕にも分からないよ。これまでで最悪のレースだった」
「2年前みたいだった。ここでベルニュ(トロロッソ時代のチームメート)が僕よりはるかに速かったんだ。でも理由は分からなかった」
「その1年後に僕は優勝した。そして今また2013年に逆戻りだ」
「それでも笑うことはできるよ。クルマに何か根本的な問題があったはずだから」
「僕がクビアトより1秒遅かったり、突然運転の仕方を忘れたりするわけないよ」
原因はまだ解明されていないと認めつつも、シャシーに問題があった可能性もあるとリカルドは話す。
「オーストリアで分かるよ。そこで新しいシャシーを導入する予定だから」
「僕はシャシーだとは思わないけどね。乱暴に縁石を使ったりウォールに当てたりしたことは一度もない。そんなダメージが出る理由は何もないんだ」