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フォース・インディア、改良型マシンの耐衝撃テストに合格

フォース・インディアに光明が差してきた。長く待たれたBタイプの改良型マシンがF1第8戦オーストリアGP（6/19-21）後にお目見えするかもしれないのだ。

今季は開幕から大きく出遅れたフォース・インディア。今季型VJM08に手を焼くニコ・ヒュルケンベルグとセルジオ・ペレスの両選手は、イラ立ちを隠すのに必死だ。

先週末のカナダGPでヒュルケンベルグに話を聞くと、「もう我慢の限界だ」と苦しい胸の内を明かした。

現状を打開すべく製作されたBタイプのマシンも波乱含みだ。パッケージに含まれ、性能を大きく左右する「ショートノーズ」は当初、FIA（国際自動車連盟）の定める耐衝撃テストを通らなかったのだ。

しかしチーム副代表ボブ・ファーンリーはモントリオールで、次のように語った。「われわれは今週、すべての耐衝撃テストに合格した」

「最初の作は不合格だったが、2回目に受かったのだ。予定では（マシンを）テストに投入する」とファーンリーは、イギリス『Daily Mail（デイリー・メール）』紙に話している。

来週末のオーストリアGP直後、同じレッドブル・リンクで今季2回目の合同テストが行われる。フォース・インディアでは、次の第9戦イギリスGP（7/3-5）で2台のBタイプを走らせるべく準備を進める模様だ。