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「悔やまれるライコネンのスピン」/フェラーリ、F1カナダGP決勝

2015年06月08日(月)7:59 am

ジル・ビルヌーブ・サーキットで行われた2015年F1第7戦カナダGP決勝を終え、フェラーリのキミ・ライコネンとセバスチャン・ベッテルがコメントを行った。

【結果】F1カナダGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント

■キミ・ライコネン「アウトラップでのクルマの挙動がおかしかった」
決勝/4位
「今日の結果は理想的なものではなかった。もっといい結果を期待していたからね。スタートはかなりよかったんだ。でも、その後ターン1でメルセデスAMGを追い抜こうとしたときにあまりスピードが伸びなかったんだ。タイヤはかなりうまく機能していたし問題はなかった。でもこういうサーキットでは燃料をセーブすることが重要になるし、それによって今日はスピードが制限されてしまったよ」

「僕のスピンは昨年起こったものとまったく同じだよ。今週末はどのセッションでも何の問題も起きなかったんだけど、今日は何らかの理由でアウトラップ(ピットから出た最初の周回)で2度ともスロットルに何か奇妙なことが起きてしまい、コントロールができなかったんだ。それがすごく残念だよ。そこからばん回を試みたんだけど、ウィリアムズとは違う戦略だということが分かったんだ」

「全体的にはかなりいい週末だったよ。特定のエリアでは確かな改善を果たせた。でも、この結果は今朝期待していたものとは違うけれどね。これからも頑張り続けるし、改善を続けていくよ」

■セバスチャン・ベッテル「ペナルティーがなければ表彰台も狙えていたはず」
決勝/5位
「面白いレースだったし、うまくばん回することができた。でも、あれ以上のことはできなかったけれどね。1周目はあまり満足できていなかったんだ。すごく攻撃的に攻めていったんだけど、すき間を見つけることができなかった。もっとずばっと攻めたかったんだけど、行く場所がなかったんだ。だから辛抱するしかなかった」

「あれは残念だったよ。運がよければ簡単に5秒か6秒か7秒、あるいは8秒だってトータルレースタイムを縮められるときもあるからね。でもペースはよかったし、クルマには満足できていたよ。とりわけ、終盤にもまだスピードを上げることができていたからね」

「最初のピットストップでタイムを失ってしまった。それが僕のせいかどうかは分からないけれど、何かクルマの後部でうまくいかなかったんだ。でもみんなはここまで見事な仕事をしてくれているし、たまに作業が遅くなることがあっても、それを責めるわけにはいかないよ」

「ヒュルケンベルグとの一件についてだけど、僕はすでに外側から彼の前に出ていたのは分かっていた。彼がブレーキを遅らせすぎたんだと思うけれど、それで僕がコーナーをきちんと回ることができなくなってしまったんだ。今日はベストを尽くしたし、5位という結果はかなり満足のいくものだよ。でも、表彰台のすぐ近くまで行けていただけにちょっと残念だね。それに、ペナルティー(5グリッド降格)がなければ、表彰台を狙うことだってできていたと思うんだ」

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