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「全力で戦い切った2人」メルセデスAMG/F1カナダGP決勝

2015年06月08日(月)7:54 am

2015年F1第7戦カナダGP決勝を終え、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグは、次のようにコメントした。

【結果】F1カナダGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント

■ルイス・ハミルトン「ただただ嬉しい」
決勝/優勝
「モントリオールは最高だね!また勝ててすごく嬉しい。僕がF1初優勝を飾ったのは、2007年のこの場所だった。チームの仕事ぶりは素晴らしかったよ。皆にお礼を言いたい。ホッとしたというのは表現ではないかもね。過去2戦、僕はずっと好ペースを保っているから。また優勝できて、自分もチームもすごく良かったと思っている。それだけだ」
「規定のピットストップを終えると、僕ら2台はすごく接近していた。ニコは僕のスリップストリームを利用して燃料をセーブしていたように思うよ。それに伴って、僕もタイム差を保ちながら燃料消費にも気を配らなければならなかった。いかに毎周2人のタイムを揃えるか、それがすべてだった。何度かタイヤをロックさせたが、特に問題を起こしたわけもなく、大事に至らなかったのは幸いだった。レースをきっちりとコントロールしていたと思う」
「チーム全員を代表してひとこと。僕の担当エンジニア、ボノのお父様が先週亡くなったので、この勝利をお父様に捧げたい。ボノはさぞかし辛い思いをしたに違いない。でも彼は今週末、素晴らしい活躍ぶりだった。優勝は彼のおかげだ」

■ニコ・ロズベルグ「難しいレースだった」
決勝/2位
「難しいレースだった。タイヤもブレーキも、燃料もギリギリだったよ。ルイス(ハミルトン)の後ろを走っていたおかげでブレーキが過熱して、たいへんだった。何とか新鮮な空気を取り入れようと、必死に走行ラインをずらしだよ。最後の10周はペースを上げ、ハイブリッドのモーターも総動員して攻撃をしかけた。それまでは我慢していたんだ」
「ただし、問題がある。僕の行動はチームメート(ハミルトン)のエンジニアたちに筒抜けなんだ。こっちがペースを上げれば、向こうもドライバーにペースアップの指示を出す。これではイタチごっこだよ。不意を突く攻撃なんて無理だ。そこがちょっと残念だったかな。でもしかたない。実際、僕は予選の段階で負けたようなものだ。もっと予選をがんばって、スペインGPのように完ぺきな週末を演出しないとね」
「気をとりなおして、次のオーストリアGPに期待しよう。去年、優勝を飾ったゲンのいいサーキットだ」

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