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メルセデスAMG、予選結果に自信を深める

2015年06月07日(日)19:47 pm

F1カナダGP(7日決勝)の予選でフロントローを独占したメルセデスAMGは、決勝に向けても自信を深めている。

前日のフリー走行では、レースシミュレーションで改良型のエンジンを持ち込んだフェラーリがメルセデスAMGをしのぐペースを見せた。「トークン(開発引換券)」を使用した改良によって、フェラーリは15~30馬力のパワーアップを果たしたと言われている。

だが、メルセデスもトークンは使用していないものの新パワーユニットをカナダから持ち込んでおり、信頼性とともにパワーもアップしていると見られている。

信頼性の向上によって、メルセデスAMGはさらに強力なエンジンモードを使用できるようになったといううわさもある。

事実、カナダGPの予選でポールを獲得したルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)は、3番手につけたフェラーリのキミ・ライコネンに0.6秒の差をつけた。

予選後にメルセデスAMGのチーム代表トト・ヴォルフはこう語った。

「金曜日はフェラーリが非常に大きな前進を果たしたように見えた。だが、GPSのデータに惑わされていたようだ」

「土曜に見たラップタイムはつじつまが合わなかった」

メルセデスAMG非常勤会長のニキ・ラウダは、安どしつつも警戒を緩めていない。

「われわれにふさわしい位置、3位に差をつけての1位と2位に戻った。だが、このレースはエンジンとブレーキに恐ろしく厳しい」

「だから結果が出るのを待とう」とラウダはドイツのテレビ局『RTL』に語っている。

また、第6戦モナコGPでハミルトンの勝利を奪ったような戦略ミスをチームが繰り返す恐れはないとラウダは話す。

「二度とあり得ない。われわれはすべてを改めたからだ」

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