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F1生き残りに必死、メリー

2015年06月07日(日)16:50 pm

ロベルト・メリー(マノー・マルシャ)は、今季このままチームに残ろうと精力的に動いている。

F1第7戦カナダGPに至るまでチームとメリーは、レース毎に契約を延長してきた。チームは、大スポンサーを抱えるドライバーの登場を待っているのだ。

その証拠に、カナダにやってきたメリーを待っていたのは2013年GP2王者のファビオ・ライマーだった。彼は、新しく控え選手に起用されたのである。

ライマーのマネージャー、スヴェン・マンゴルドが5日(金)に語ったところによれば、彼はライマーにレースシートを与えようと「日夜」スポンサー探しをしているという。

メリーもメリーで、今季ここまで守ったシートを明け渡してなるものかと必死だ。

ひとつ痛いのは、チームメートのウィル・スティーブンスに比べて今ひとつ速さが物足らない点だ。

だがスペインのスポーツ日刊紙『Marca(マルカ)』は5日、このところメリーはどんどんマシンに慣れを感じていると伝えた。

「どこがどうというより、全体的にね」と話すメリー。「けっきょくセットアップの問題なんだ。より自信を持って運転できるから、よけいにプッシュが可能になる」

「それと、チームの仕事ぶりも大したものだよ。以前のレースでは最高速でスティーブンスに差をつけられていた。そこで、僕でも同じスピードが出るようにマシンを調整してくれたんだ」

以前に76キロあったメリーは身体を絞ったという。彼の口ぶりから、小がらなスティーブンスに比べてかなり高い身長、重い体重が不利に作用しているものと見られる。

「今は(スティーブンスの)アドバンテージも減った。あとはミスをいかに減らすかだね」とメリーは5日のフリー走行後に話していた。

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