NEXT...F1開催スケジュール

【ホンダF1】「データを分析し、決勝に備えたい」/F1カナダGP2日目

2015年06月07日(日)7:52 am

ジル・ビルヌーブ・サーキットで行われた2015年F1第7戦カナダGP2日目を終え、ホンダF1プロジェクト総責任者の新井康久がコメントを行った。

■新井康久「2台ともエンジン交換が必要となった」
「今日はフリー走行3回目も予選も非常に厳しいものとなってしまいました」

「フリー走行2回目の後で定例的なチェックを行ったところ、エンジンに問題が発見され、このままではフェルナンド(アロンソ)が明日のレースを完走できなくなる恐れがあると考えたのです。そのため、エンジンを交換するという判断を行いました。それによってフリー走行3回目の貴重な時間を失ってしまうとともに、予選に向けてクルマのセットアップを施すこともできませんでした」

「チームの素晴らしい働きと、フェルナンドの素晴らしいドライビングによってQ2進出を果たすことができましたし、セッションもうまく進展しました。Q3に進めなかったことは残念でした」

「ジェンソン(バトン)のクルマに関しては、フリー走行3回目の終盤にERS(エネルギー回生システム)に問題が発生してしまいました。そして、パワーユニットを精査した結果、残念ながらエンジンが損傷を負っていることが分かったのです」

「燃料やエネルギー回生、そしてブレーキングのバランスなど、明日は非常に難しい日になるでしょう。そのためにも、フリー走行や予選からできるだけ多くのデータを収集し、それに備えていきたいと思います」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック