ジル・ビルヌーブ・サーキットで行われた2015年F1第7戦カナダGP1日目を終え、ホンダF1プロジェクト総責任者の新井康久がコメントを行った。
■新井康久「明日のフリー3がカギになる」
「2週間前のモナコと比べると、カナダのサーキットは特性が非常に異なっています。長い高速ストレートがあり、ハードブレーキングが必要な難しいサーキットですし、我々にとってはパワーをどういう形で発揮させるかということが非常に難しいところです」
「我々にとっては、今日のフリー走行ではできる限り学習することが重要でした。フリー走行1回目ではどこでパフォーマンスを最大限に発揮できるのかを調べるためにそれぞれのセクターで分析を行いました。そしてフリー走行2回目での計画はレースマネジメントに向けた作業を行うことでした」
「残念ながら、雨が降り始める前にすべてのプログラムを完全にやり遂げることはできませんでした。我々にとって最善のレース向けセットアップを見つけるためにはもっと時間が必要ですし、そのためには明日のフリー走行3回目が重要になります」
「今日の遅れはあるにせよ、予選やレースに向けて十分な準備ができるよう懸命に取り組んでいきます」