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F1ボスとの交渉を続けるドイツのテレビ局

2015年06月04日(木)16:55 pm

ドイツでF1の無料中継放送を行っているテレビ局『RTL』と、F1最高責任者であるバーニー・エクレストンとの交渉が続けられている。

今年のF1ドイツGPはすでにキャンセルされているが、これまでずっとF1中継を行ってきていた『RTL』もF1放送からの撤退を検討していると言われている。

『Hamburger Morgenpost(ハンブルガー・モルゲンポスト)』と『Kolner Express(ケルナー・エクスプレス)』は、『RTL』では現在年間5,000万ドル(約62億円)ほどだと考えられているF1放映権料の値下げを要求しており、その交渉が続けられていたと報じている。

F1ビジネス記者として知られるクリスチャン・シルトは、『RTL』との契約は、F1にとってこれまでずっと「最大の収入」が得られるものとなっており、実際にレース主催者たちから得られる収入よりも多額となっていると指摘し、「これ(RTLとの契約があること)によって、14億ドル(約174億円)もの売り上げを生んでいた」と『Forbes(フォーブス)』に書いていた。

この数日、エクレストンと『RTL』の交渉に何らかの進展があったようだとうわさされている。

だが、『RTL』の代理人は、ドイツのスポーツビジネス・メディアである『SPONSORs(スポンサーズ)』に対し、次のように語った。

「事実は、まだ何も調印に至っていないということだ。まだ交渉は続けられている」

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