NEXT...F1開催スケジュール

【ホンダF1】今後は常にポイント圏内、夏には表彰台獲得を

2015年06月04日(木)16:56 pm

ホンダは今シーズン中の表彰台獲得をあきらめてはいない。

今季復活した新生マクラーレン・ホンダだが、シーズン開幕以降予想以上の信頼性不足とパフォーマンス不足に苦しめられており、前戦F1モナコGPで6レース目にしてやっと今季初ポイント獲得を達成していた。

マクラーレン・ホンダは、長いストレートがある今週末のカナダGP(7日決勝)ではまた苦戦を強いられそうだということを隠そうともしていない。だが、マクラーレンとホンダはさらなる改善に向けての取り組みを続けている。

マクラーレンは、カナダGPが開催されるモントリオールに多くの新パーツを持ち込んでいる。また、ホンダもシーズン中のパフォーマンス改善のために数枚のトークンを使用したことも明らかとなっている。

『Speedweek(スピードウィーク)』は、ホンダはエンジン本体だけではなく、ターボチャージャーにも改良を試みていると報じている。

ホンダのF1プロジェクト総責任者である新井康久は、次のように語った。

「冬のテストでは予想もしていなかった多くの困難に遭遇しましたし、走行することができなかったことで多くの時間を失っていました」

「しかし、今では新しいパワーユニットだと言えるほど、大きな改善を施したエンジンとなっています。今後は常にポイント圏内に入ることができるだろうと固く信じています」

「理想的には、夏には表彰台を目指していけるといいですね」

新井は、今や伝説ともなっているかつてのマクラーレン・ホンダの栄光の時代があるだけに、ここまではその期待に応えることが難しかったと次のように続けた。

「誰もが、1988年に16戦中15勝を飾ったかつてのマクラーレン・ホンダをイメージしています。それが我々にとっては大きなプレッシャーとなっているんです」

そう語った新井は、次のように付け加えた。

「とはいえ、我々は2015年シーズンにフェラーリやウィリアムズと戦えるところにまで持っていこうと考えていますし、中期的目標はメルセデスAMGに追いつくことです」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック