マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンが、ジル・ビルヌーブ・サーキットで行われるF1第7戦カナダGP(7日決勝)に向けて意気込みを語った。
■ジェンソン・バトン「2台揃ってチェッカーを」
「大忙しだったモナコGPを終えて、再びモントリオールに向かうのがすごく楽しみだ。僕はこの町が大好きでね。地元の人たちはフレンドリーだし、雰囲気も最高。いるだけで楽しさ満開だ。モントリオールのファンはすごいんだよ。いつ行っても、彼らは僕らを暖かく迎え入れてくれる」
「このサーキットは、真にレース向けのコースだ。ほれぼれするぐらいだよ。間違いなく僕のお気に入りさ。2011年にここで上げた1勝は、おそらく僕が勝ったレースの中でいちばん代表的なものだ。変わりやすい天候が今年のレースにどう影響するか、見ものとなるだろう。これもモントリオールの持つ魅力のひとつってところかな。うん、間違いない」
「モナコでポイントを上げられたのは、すごくよかった。チームが前進し続けている証拠だから。でも僕らはこれで、目標とするところに向けてもっとがんばろうって気になったよ。ここ数戦フェルナンド(アロンソ)にツキがない。2台揃ってチェッカーを受けられるよう、僕らはしっかりとネジを巻いて戦い続けなければならない。ジル・ビルヌーブ・サーキットに必要なのは直線の速さだ。厳しい戦いを覚悟しないとね。でも、何が起こるか分からないレースであるのも事実。ほんとうによく何かが起こるから。最初から気合を入れてがんばるよ」