メルセデスAMGのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグが、ジル・ビルヌーブ・サーキットで行われるF1第7戦カナダGP(7日決勝)に向けて意気込みを語った。
■ルイス・ハミルトン「目指すは優勝のみ」
「モナコのことについてはすべて語り尽くされていると思う。もちろん、僕にとってはものすごく残念な結果だったけれど、チームにとってもそうだった。でも、僕たちはそこから学んでいくこともできるし、これまでと同じように一緒に前を向いていくよ」
「またサーキットでばん回したいと思っているし、そうするためにはモントリオール以上にいい場所はないよ。僕の大好きなレースだからね。ここでレースができるのはうれしいね。街にも楽しみが多いし、人々は本当に情熱的だからね」
「カナダではこれまでいつも運がよかったとは言えない。でも、完走したときには一度も表彰台を逃したことはないいし、いい思い出もいくつかあるよ。F1初優勝(2007年)もここだったしね」
「また優勝を目指すにあたって、僕にはいいクルマがあるし、チームもそれを後押ししてくれる。だから、優勝することだけを目指しているよ」
■ニコ・ロズベルグ「今年はワナにはまらないようにしたい」
「3連連続でモナコの表彰台の一番高いところに立つことができたなんて、今でもまだ信じられないくらいだよ。すべてが現実離れしていたし、あれほどの幸運にはそれまでお目にかかったこともなかった」
「だけど、あのレースは今年のタイトル争いに向けてもっと頑張る必要があるということを示すものでもあった。今では2勝をあげて勢いにも乗ってきた。まだ今シーズンも先は長いし、自分としてももっとやれるはずだということは分かっている。そのために頑張るだけさ」
「次はカナダだ。昨年は僕たちにとっては本当に厳しいレースになったけれど、面白いレースでもあった。昨年のようなワナにはまることがないようにしたいし、ファンに楽しんでもらえるレースにしたいと思っているよ」