F1イタリアGPはモンツァ開催に固定すべし。フェラーリのチーム代表マウリツィオ・アリバベーネが以上のように主張している。
彼は先週末モトGP観戦でムジェロを訪れた。イタリアGPの代替開催地として、しばしば名前が上がるフェラーリ所有のサーキットだ。
モンツァがF1カレンダーに残るかどうかは微妙な状況だ。主催者SIASとバーニー・エクレストンが次期契約の金額でもめているからである。
これまでフェラーリは、モンツァ開催にこだわらないとうわさされていた。ムジェロでレースを開けるかもしれないからだ。
モトGP観戦でムジェロに現れたアリバベーネはモンツァの現状についてきかれると、次のように答えた。「それは私の仕事じゃない。私は政治家ではないのでね」
「だが個人的には、イタリアGPはモンツァに留まるべきだ。マラネロ(フェラーリ本拠地)に一枚の写真がある。モンツァのコースで写されたエンツォ・フェラーリの立ち姿だ。それがすべてを物語っている」とイタリアのマスコミに語ったアリバベーネ。
「F1もモトGPも同じさ。アッセン(オランダ)、ヘレス(スペイン)、ムジェロは固定開催にすべきだよ。F1にとってはホッケンハイム(ドイツ)、スパ(フランコルシャン:ベルギー)、シルバーストン(イギリス)、そしてもちろんモンツァだ」